印象・思い出 |
生まれて初めての海外旅行。借金をし、飛行機のチケットだけ取り、南回り(香港とバーレーン経由)のキャセイ航空、しかも一人旅とい、う今考えてもムボーな旅行でしたが、やはり今でも印象深いことがたくさんあります。夏のロンドンはわりと涼しく、過ごしやすいし古くてきれいな街でした。見るところはたくさんあるのでここでは書きませんが、比較的治安もいい方だと思うので、,個人旅行でうろうろするのにもいいところだと思います。 |
見たもの |
ナショナルギャラリー・大英博物館・バッキンガム宮殿・マダムタッソーの蝋人形館などは定番ですが、蝋人形館は開館前からかなり並んでました。早めに行った方がいいかも。ビクトリア&アルバート美術館はドレスや宝飾品が多くて、女性好みでは? コベントガーデンも楽しかったんですが、今は日本に恵比寿ガーデンプレイスなど似たようなスポットが出来てしまったので新鮮さはないかも・・・ ウィンザー城へは、毎日観光バスが出ているので確かヴィクトリア駅の近くから乗りました。中のドールコレクションがかわいかった。 |
食べ物 |
多くの人が言うように、イギリスで食べ物はあまり「当たり」がなかった。フィッシュ&チップスもかなり油ぎっていました。後で聞いた所によると塩とビネガー(酢)をガンガンかけて食べるといいらしい。 しかし、ケーキと紅茶はさすが本場でおいしかった。友人によると、スコーンとクロテッドクリーム(乳脂肪分が40〜50%位)はメチャクチャおいしいそうです。詳しくは林 望さんのエッセイなどに載ってます。 |
おすすめ |
普通のパック旅行ならホテルが付いていますが、イギリスはB&B(ベッドアンドブレックファースト)を利用しても楽しいですよ。ヴィクトリア駅のインフォメーションで紹介してもらえば夏休み中でもすぐとれました。(ただし15年前の話)。私が泊まったB&Bはヴィクトリア・アルバート音楽学校の寄宿舎で、質素ですが、女性専用ですし管理人もいい方でした。プロムス(夏の間の音楽祭)のあるアルバートホールからすぐ近くです。 |
気をつけて |
ヴィクトリア駅から宿に戻るとき、バス停でアメリカ人の男が近づいてきて「一緒に今晩ミュージカルを見に行こう」とか何とか言って、バスにまで乗ってついてきました。私もまだ若かったし、うまく断れなかったのもあって結局宿まできてしまいました。 「お金を取ってくるので」といって外で待ってもらい、中にいる管理人のおじさん(おじいさん?)に困っている事情を話すと、おじさんは「ワシが話してやる」と外に出てアメリカ男を追っ払ってくれました。彼によると、最近デイパックをナイフで切り裂かれた女性旅行客がいたし、ああいうのに絶対ついていってはダメだ、とのこと。なんだか異国でホントに助けられた出来事でした。 教訓・・・よっぽどのことがない限り、初めて会った人についていっては行けない。 断るときは、バシッと!「私は一人で行きたい。」「あなたとは行く気持ちがない。」日本人はつい相手の気持ちを考えて、曖昧になったり、はっきり答えが出来ないことが多いようです。旅行の時は人格を変えましょう。 |